◆しごと

2019年3月 9日 (土)

如月三日 快晴の山越え

台風被害修理中のお宅の主屋を耐震診断することになった。

野地は竹と藁

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建てられたのは昭和の初め頃かもとお聞きしたが、もうちょっと古いかもしれない。

この日も山越えしたけど先日とは大違いの快晴

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淡路も四国もちょっと霞んでるはいるが見渡せる。

淡路の諭鶴羽山地

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四国・・・ちょっと白いものが見えるが、雲? もしかしたら雪の剣山?

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夕方、如月三日の月

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猫のように眠る月”って、これのことかな?

こちらは前日の二日月

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いつもいつもおなじようなもの撮って何になるのかと思われてしまうかもしれないけど・・・なぜか惹かれてしまう

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2019年2月 7日 (木)

昭和の壁紙

某大手不動産会社が建てた賃貸住宅に小屋裏の界壁が無かったり、耐火・防火基準を満たしてなかったりとか・・・

これはもう“ボーっと建ててんじゃねーよ!”的ミスなどではなく、積極的組織的手抜き工事と判断して間違いないですねぇ 一棟や二棟などではないんですから。

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リフォームをこれから検討しようとする昭和のRC造住宅の壁紙。

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昔は“ダサい。自分なら絶対選択肢に無い。ありえへん”と思っていたものが、今となっては残しておきたい愛おしい気持ちが芽生えたりする。

家ってやっぱりその時代らしさを取り込んでおくことも悪くは無いのかな~と思ったり、思わなかったり・・・?^^?

オーナーさんはイヤでしょうね、このビニルクロス

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2019年1月24日 (木)

建築士の年収

アクセス履歴などから当方が建築士であると判断して、こんな広告がヤフーニュースの間に挟まれて表示されるんだろうが・・・

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どこの建築士の話かな? 

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耐震改修予定の某邸小屋裏、煤を纏った昇り梁の合掌。

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燻された竹と藁の土葺き屋根下地。

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土を置載せたつし二階床。

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その土の裏面=1階の天井面。 

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新建材の天井板が張られていて見えなかったが・・・

構造のO氏が「お宝」と言うたが、同感ですねぇ

えぇ家です。

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2019年1月17日 (木)

茅葺の上のトタン葺き屋根

泉南のNさん宅

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茅葺の上にトタンを葺いた屋根で、ここの集落では今はもう一軒だけ、かな?

台風で棟の一部がどこかへとばされたまま。

中には茅があるからとりえず雨漏りはしていない

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こういう屋根専門に各地を回って塗装する業者がいて(知らなんだ)、以前から五年毎くらいに塗り替えしていたそうだが、その業者はどうやら今はもう廃業してしまったらしい。

金額を聞かせてもらったが、普通に塗装屋さんに頼んだら無理な数字。

ちゃんとした足場は設けずにアクロバット的な方法で、それに加えて下地処理などもおそらくかなりの工程を省いていたのではないかな?

それでもまぁ定期的に塗り重ねていけば厚みの薄い小波板でもそこそこの年数持つもんですねぇ 

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帰りがけにセロリを鉢ごと一ついただいた。

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車の中に香りが充満

セロリの香りってこんなに強かったのか!?

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古民家

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2019年1月 1日 (火)

耐震改修例

☆━━━ 耐震改修例 ━━━☆

 

【 石場建て、伝統構法の建物 】

(柱を据え石の上などに載せた、コンクリートの基礎に固定していない建物)

 

※伝統構法の建物は基本的にすべて限界耐力計算にて補強設計をしています。

現在の構法は地震に対して建物をがっちり固めて耐えようという考えで、それに対して伝統構法は、固めすぎるとどこかが壊れて一挙に破壊する。だからある程度揺れて力をかわして耐える、という考えに基づいてます。

※コンクリートの布基礎は基本的に作りません。一般的に固める方法よりは設計費はアップしますが、工事費用はその分よりも安くなります。

 

◆K邸  ’15(平成27)年度

築約85年(推定) 

リフォームと同時に施工。 所謂“古民家改修”

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過去のリフォームによる新建材をほとんど撤去して、元々ある梁・天井を見せるように改修。

見えていなかった梁・天井は予想していたよりも程度が良く、味わいもある状態。

階段も工夫し、蹴上を小さく踏面を大きくして勾配を緩めた。

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耐震リングと荒壁パネルによる補強

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完了状況

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◆O邸  ’16(平成28)年度

築約80年

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差し鴨居の無い町家タイプ。

屋根は過去に土無しに葺き替え済み。

地盤の関係もあって、耐震リング以外にも補強材を床下・小屋裏に多く設ける必要があるとの判断で、差し鴨居がある建物と比べると面積当たりの補強金額は多少アップした。

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◆K邸  ’16(平成28)年度

築約100年(推定)   

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玄関周りには新建材によるリフォームがなされていたが、撤去後は壁は土壁、天井は張らずに梁・屋根下地を見せるように改修。

屋根は葺き替えず土・本瓦葺きのまま補強設計。

耐震リングによる補強  足固め適宜新設

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屋根、壁、その他傷み修繕。

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この後木部は周囲に合わせて着色塗装

 

◆O邸  ’16(平成28)年度

築約52年

昭和39年築としては珍しく伝統構法の建物。差し鴨居も大きい。

屋根・内外壁とも土。

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Iimg_7394 荒壁パネル、耐震リング、小屋裏補強材。

 

◆M邸   ’17(平成29年)度

築約110年

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この家も屋根は土の上に本瓦葺きのまま補強計算を行った。

リフォームで設けられていた石膏ボード下地張りボテの壁を、荒壁パネル仕様に改修。左官仕上。

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耐震リング等補強

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【現代の構法の建物】 

(一般的なコンクリート基礎に土台を固定する構法)

 

◆H邸  ’11(平成23)年度

外壁下地に構造用合板張り。金属板張り復旧。

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P1330508 押入内補強のため布基礎新設

金物による補強

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P1330883 構造用合板張り新規耐力壁

補強場所・内容は、工事中とその後の居住者の生活や費用のことなど諸々を総合的に判断して設計します。

 

◆ M邸 ’18(平成30)年度

Img_2073 元店舗に使われていた室の中を補強

X9y23 X9y23img_2111 新規筋交い、金物

X9x321 構造用合板張り新規耐力壁

この後下地張りの上クロス貼り、天井復旧して完了。

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2018年11月29日 (木)

山の上の古民家

最近山の上の仕事がいくつか続いている。

西側の眺望。

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見透しの良い日は阿波から淡路が見える。

谷の下のほうには紀州徳川家菩提寺、長保寺があり、後の山を少し上ると熊野古道が通る。

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主屋はこの辺りの一般的な民家とはちょっとだけ変わった形で、・・・

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2階は両妻側のみ屋根をこんなふうに出桁で受けてはね出している。

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一階の正面側はよくある形

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縁側下、やり送り式の板のこれは・・・熨斗? 

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なにやら虎斑みたいな模様が見える雨戸敷居は、些か自信が無いけど別の場所から判断して、楠かな?

築90年ほどらしい。

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2018年9月18日 (火)

谷川瓦

台風被害への対応で彼方此方の屋根に上がっている。

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見透しの良い日にはたぶん四国が見えるであろう山上集落の農家

『谷川瓦製造組合 製造人 濱田武平』

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こちらは同じ武兵さんでも立場は『泉谷川瓦製造会社』の株主さん

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桟瓦の刻印はここに

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ぼんぼん噛んだろか (←浜村淳がよう言うてます)

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熊野街道沿いの商家

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『谷瓦金』

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『釜?田鶴松』

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ここの他にも刻印があるものはほとんど泉州谷川。

この辺りでは明治~戦前の頃は谷川産瓦の割合が高いように思う。

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2018年6月29日 (金)

ジェルジェルの柿渋

負けるためにパスを回して時間稼ぎしてフェアプレーポイントの差で勝ち上がり!?

「フェアプレー」・・・ ┐(´д`)┌

「モヤモヤは残るけど仕方がない」くらいに思うならいいけど、それで狂喜乱舞・道頓堀川に飛び込むほど喜ぶとは・・・やっぱりサッカーにはもう一つのめり込めないジジイである

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耐震改修を終えたM氏宅

土間から床までの段差が大きく上り下りが辛いとうことで、踏み台に杉材を調達

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柿渋を塗ることにしたが、ちょっと保存期間が長くなってしまったのか、ジェルジェルにジェル(ゲル?)化してるみたい。

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鍋に入れてみると・・・

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水で薄めて火にかけて (水の割合は?・・・だいたいで

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煮沸 (時間は?・・・再度だいたいで)

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ペットボトルに入れるのに、こけないようにするには・・・元酒屋さんから踏み台用にもらってきた一升瓶用のコンテナを逆さまにしてみたらこの穴にうまいこと嵌った。

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こぼさないように入れるには・・・だいぶ前にどこかからもらってきた銅?真鍮?製の漏斗があった。

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それをまたまた貰いもんの使用期限切れの三角巾で巻いて、

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濾す

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粒子が大きいのか?、ここからはなかなか下に落ちて行かないので、

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絞る

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もったいないので何かに使おうと捨てずに置いていた口先の割れた未使用の片口に取り出して、

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2箇所で使うために知り合いの大工さんに切り分けと滑り止めの溝彫りをお願いした杉を、

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3回くらい塗ってみた。

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仕上がりはまぁこんな感じ。

「だいたい」と「もらいもん」が多すぎる?

いい加減=良い加減な拾う貧乏神ですから

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2018年3月23日 (金)

大きな榧の木の下で

冷水浦から藤白に向かう国道の南側、JRの線路を挟んで二本の桜がある。

このヤマザクラ(たぶん)は南側のほうがちょっとだけ咲いて散るのが早い。

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ヤマザクラは咲いてる時だけでなく若葉も青葉も葉を落とした後の姿も情緒があるように感じる。

ここを通るときのささやかな楽しみです。

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築約80年の伝統構法の民家へ耐震補強検討のため再調査に。

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家の前には大きな榧の木がある。

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その木の実をあく抜きをして炒ったものをいただいた。

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殻はアーモンドみたいな形。

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その殻を割って中の実を食べます。

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お味は?・・・やめられない止まらないような万人受けするお菓子に比べたら素朴なもんですけど、なんとなく榧っぽい(どんなんや?)風味があって、古木のパワーを注入されたような気がする。

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古民家改修 石場建て カヤの木

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2018年2月14日 (水)

耐震診断先の屋内にて鍾馗さんに出会う

野を越え山越え谷を遡って 、山奥まで耐震診断に行って来た。

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何人もいる診断士に順番で回ってきた診断先だけど、たまたま偶然にもこのお宅の方とかつて話をしたことがある。

もう何年前のことか、この家が見える国道を通った際にこの木の使い方が目に留まり、

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近づいていくと家の方がいたのでことわったうえでちょっと撮らせてもらった。

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1階を見終え2階へ上がる階段がある戸を開けてもらうと、そこで診断士が見たものは・・・

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鍾馗さんが寝ているではありませんか

了解を得て撮らせてもらいました。

正面

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背面

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上から

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下から

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左側。  左腕がありません。 おいたわしや

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災いをもたらしにやって来たものとの戦いでの負傷?

右側

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御尊顔 接写

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宝珠が刻まれた剣

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御御脚(足かな?)

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この地域ではわりとよくあるタイプの鬼

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換気の穴は下地の竹のみの格子だけど、ある程度虫が入らないくらいの網とか張っておかないと・・・

こんなことになります

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この季節でよかった

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『瓦梅』?何処の瓦でしょう?この辺りかな?

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