流れは少しの間だけ清く
二級河川 加茂川
堤防沿いの道を通って隣り村の現場の帰りにのぞいてみた。
川底の苔を食べてるように見えるけど、鮎ではないな。
カワムツとかオイカワっていうのかな? 一般的には。
この辺りでは「ハイラ」とか昔は言うてた。
鰭とかが赤いのが見える。これは「アカモト」。子供の頃は婚姻色ということは知らなんだ。
中学校の校歌には「加茂川の流れ清らに加茂の郷」と詠まれている。
校歌の通りみたいだけれど、この状態は大雨の泥流・濁流の後少しの間だけ。
少し日にちが経つと水量は減ってところどころ干上がり、川底の石に長い藻が付いてくる。
こうなってから久しいと思う。
魚の種類も昭和30年代と比べたら限りなく少なくなったんと違うかな?
歌詞の続きは「新しき世に遅れじと」
“新しき世”って、こんな世だったのか・・・?
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コメント
ごぶさたしております。
川で遊んでいた子供の頃を思い出し、思わずコメントします。
「ハイラ」「アカモト」初耳でした。背鰭の所に黄色い模様があるので、オイカワではなくカワムツのようです。
投稿: inomamo | 2019年9月 4日 (水) 18:46
>inomamoさん
「ハイラ」「アカモト」は和歌山の中でもこの地域、もしかしたらうちの小学校校区限定の可能性ありです。
背びれの後ろの小判型っぽい黄色っぽいやつですか?
カワムツとオイカワの違いがもう一つよくわかってませんでした。
^^;
ちょっと調べてみたら「ハヤ」「ハエ」ってオイカワ・カワムツ他の総称やったんんか! 知らんかった。
投稿: onigawara | 2019年9月 4日 (水) 23:47
>小判型っぽい黄色
それです。橋の上からでも分かるぐらい目立つ特徴で、分かると楽しいです。「ハヤ」は父がそう呼んでました。
「アカモト」の呼び名、魚類図鑑に載っているようです。
投稿: | 2019年9月 5日 (木) 20:46