金沢-3 鈴木大拙館
21世紀美術館の横でバスを降り、歩いて鈴木大拙館へ
この椅子は・・・銀血球!?
途中にあった『金沢市立中村記念美術館旧中村邸』 (長い)
説明書きによると、昭和初期の建築で他所より昭和41年にここに移築
現在は金沢市指定保存建造物
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鈴木大拙館 施設概要などはコチラを
エントランス側外観
ステンレス(たぶん)の結界 和の庭ならコレにあたるもの
コンクリートの塀上の溝は雨水が壁面に垂れて汚れないように、かな?
エントランスから展示室に向かう通路、『内部回廊』
その通路途中に『玄関の庭』に向けて三角形の張り出しがある
展示を見せる前にここで何を感じさせたいんですか?(無学で風流な心を持たない凡人にはここに深い意図があるのかないのかさえもわからない)
日本の禅文化を海外に広く知らしめた仏教哲学者、ということで、身構えてしまいますね。設計意図にもきっと奥深いものがあるんだろうと。
展示室側から玄関のある方向を見返し
ここから先は撮影
ですが・・・気が付かずに撮ってしまった 手摺笠木納まり
ちょっとうちの事務所と似てるか?
ここからはまた撮影可能エリア
『外部回廊』、『水鏡(“みずかがみ”or“すいきょう”?)の庭』
女性スキャンダルで辞任した某総理の「明鏡止水の・・・」という言葉を思い出した
『思考空間』と名付けられた部屋 (『嗜好空間』ならうちにもあるけど・・・)
外部との出入口納まり
コンセント
ルーバー詳細 (実務的なところに目が行く・・・)
時折沖(?)のほうで下から水が湧き上がり水面を波立たせる
その間隔は一定だったかどうかは測っていない
鉄塔が邪魔?
それも含めて「不風流處也風流」と見えるようにならないといけないのかどうか・・・そこまではわかりません
凡人・俗人なもので
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コメント
ちょうどこの月曜の日経新聞「私の履歴書」でこの建物の設計者が鈴木大拙館について語っていて、どんな建物か気になっていたので嬉しいエントリーでした。
「無」を形にした建築、というのはサッパリわかりませんし特に興味のある年代の建物ではありませんが、写真を見ていると「ルーバーに埃が積もってクモの巣が掛かってるな…」とか実物に接した時の手触りみたいなものが伝わってきて満足でした。ありがとうございます。
投稿: inomamo | 2017年6月27日 (火) 20:38
>inomamoさん
私も日経読みました。
タイムリーに建物を感じるよすがのようなものになったのでしょうか
投稿: onigawara | 2017年6月28日 (水) 18:37