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2016年4月 3日 (日)

近くの山へ木を見に

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「近くの山へ木を見に行って話を聞かせてもらいたい。」 と、別の会でも一緒のB君と言いだして早数年。

行先は、これも同じ会の元メンバーだった有田川町の西林商店さん。

各々のいろいろな都合でなかなか実現せずにいたが、建築士会のいつも集ってる仲間に提案してみたところ賛同者が思ったより多く、此の度めでたく(?)催行

まずは有田川支流の谷間を上がって行ったところにある檜林

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植えてから50年くらいだそうです。

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もし他に誰も行きたい人がなかったらB君と二人ででも、と思っていたが、予想していたより多く(と言うても総勢9名ですけど)が参加してくれて、言いだしっぺとしてはちょっとうれしい。

そして参加者は年齢が30~70歳代の各年代と、女性も3名。

年齢・性別が偏らずばらけてるというのも望んでる形です。

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山から帰って原木・木材・銘木等々を西林さんの案内で見学。

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国内外のいろんな樹種の板・銘木
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これは紀伊山地にある本州南限のブナ林産Img_1141

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材の割れについて・・・

鎹を打ってるのが割れている材で、
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屋内に保管された板にも割れたものがある。
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木を伐る際に谷側に倒すと木の胴を傷めると、先日の『すまいをトーク』の講座にて吉野の阪口製材さんの話の中にあったが、その実例がこれなのか。

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これは元々枝があった痕で、『せみ』と呼んでるらしい。

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それではこのくらいになると・・・

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『バルタン星人』・・・とは、おそらく言わない

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挿木の苗から育ったものか、実生のものか、違いが切口でわかるということで、

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比べて見ると、

挿木から育った杉の中心
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実生と思しき檜の中心
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中心部の年輪が密になっているほうが実生で、疎なほうが挿木の苗からとのこと。

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かな~り大きい桂の板材が保管されてました。

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特にどこの為にという当てがあったわけでもなのに、出てきた時にこれは買うとかなければと思ったとか。

失礼ながら、うちにあるコレ、やって来た理由はそれにちょっと似てるかも

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当初なんとなくイメージしてたよりも、ぐっと内容が濃く・深く・充実した、しかも楽しい見学会となったと思てます。

他にもっと大事な内容も多々あるけど、自分の文章作成能力とブログに費やせる時間を考慮してとりあえずこれくらいで

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