仕口・仕業・手口
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柱や梁などを接合させる箇所、方法のことを『仕口』といいます。
言葉は似てるけど『仕業(しわざ)』と『手口』。
『仕業』=行為の結果で、『手口』=それに導くための方法、といったところでしょうか? どちらもよくない意味で使われますねぇ。
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この前の日曜日、リフォームを考えているというお宅の現況を見せてもらいました。
見たところおそらく築100年前後。イマドキではないちゃんとした仕口・木組みで造っていた時代の家です。
そんな仕口のいたるところに金物が取り付けられてありました。
床下にも、これまた意味があるのかないのかわからない金物だらけ。
なんでもいいからとりあえず付けられるところに付けられる金物を付けまくった、という印象です。
柱脚のボルトの先は、その引き抜きに耐えるような基礎は無いそうです。
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これは誰の仕業かというと、東証1部上場のとある有名企業。
家に入り込んであれも悪い、これも危ない、シロアリで家が壊れるなどと言い、高額で費用対効果の小~さい工事をやりまくる。
これがこの手の業者の手口です。
しかし、悲しいかな・・・世間様の信頼度は、うちのような業者よりもこんな会社のほうがはるかに高い
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敷地は蒼石積の塀で囲まれてます。
今これと同じものを造るとなると、どのくらいかかるのやら?
新たにこの仕様の塀を造るということは、今はもうほとんど無いでしょう。
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