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2013年2月 3日 (日)

鵬雲洞

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先日の夕方、五時過ぎに海南市内で用事を終えた後、旧南海和歌山軌道線の緑道を少しだけ歩いてみました。

和歌山市と海南市の境界あたりに『鵬雲洞』という名のトンネルがあります。

P1100410 和歌山側(北側)の入口。

アーチ部分の要石・迫石、扁額、帯石、笠石は御影石(多分)で、周囲の壁面はレンガ積み。

S50p1100411 近くから見上げ。

S50p1100413 内部はモルタルです。

あちこちにひび割れと水の染み出しがあります。大丈夫か?との不安が・・・

元は何だったんだろうか? レンガ積み、はたまた素掘りの岩肌?

S50p1100418 待避所の痕跡か?

S50p1100416 海南側(南側)

実はここはまだ海南市ではありません。境界はもう少し東寄りにあります。

S50p1100417 扁額に刻まれた文言は、

『畫圖開天』(←右から読んでください)かな。

今の文字で左から書くと『天開図画』。

で、『天開図画』とは何か?ということで検索してみると、「天の描き出す絵画」、即ち「美しい自然」と、とあるサイトにありました。

雪舟は自宅に「天開図画楼」と名付けていたとも。

        *

竣工は明治44(1911)年とのことで、齢百を超えてます。

廃線になったのが昭和46年とか。

この隧道に入ったのはそれ以降はおそらく今回が初めて。その1、2年前に中学生の時、電車で通ってそれ以来かも。

        *

少し西の旧国道にも蒼石の積まれた非常に魅力的なトンネルがあります。

そちらのことはまた次の機会にして、今回はこの辺で (^^)ヽ

        *

        *

        *

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コメント

わたしも2012.06.13「梅雨の晴れ間に近場散策」という
題目でこの電車のトンネルと浜の宮神社の今昔を綴って
います。わたしは昭和25年以来現住所で住まいしていま
すが、和歌山市と海南市の境界線は「琴ノ浦温山荘園」の
北の角の延長線です。誰もがトンネルの南は海南市と思われているようで、東側の電車のトンネルと一番西側のトン
ネルは古くて、いまの2本の国道はかつての和歌山国体
用に施工されたモノです。電車のトンネルはかなり詳し
く調べて書いています.ご参考に供します。

投稿: しげやん0710 | 2013年2月 6日 (水) 17:28

しげやんさんの暮らすあの辺りは、かつてはいろんなものが流れ着く場所であって、海南が「いらない」ということで和歌山市に譲った・・・と、この前ある方が話してました。真偽のほどは確かではありませんがcoldsweats01

投稿: onigawara | 2013年2月 6日 (水) 22:40

隣接する「琴ノ浦温山荘園」は実業家新田長次郎氏に
より大正初期から昭和初期にかけて埋め立てを伴う造園
工事が行われ、その北西部を京阪電気鉄道が埋め立て
および火力発電所建設、和歌山電気軌道の前身会社経営
と京阪電鉄は和歌山でも広く事業展開をしていました。
わたしの所有地の登記を見ると和歌山県海草郡紀三井寺村
大字毛見字琴ノ浦の地所を昭和5年に京阪電気鉄道と売買
し登記がされています。

想うに温山荘園の竣工に伴い隣接地の北西部を分譲地に
埋め立てられたモノと思われます。
琴ノ浦なる地名は古くから景勝の地として歌にも詠まれ
紀伊続風土記や紀伊名所図会にも出て来ます。
海南市は昭和9年黒江・日方・内海町と大野中村が合併
して誕生したので、それ以前に紀三井寺村の字として琴
ノ浦があったことになり、時期的に符合しません。

投稿: しげやん0710 | 2013年2月 7日 (木) 12:51

>しげやん0710さん
「海南から和歌山市へ・・・」は、それぞれ今は海南市と和歌山市になった当時の町と村と解釈してます。
そのいきさつについての話は噂・憶測の伝聞かもしれませんね。coldsweats01

投稿: onigawara | 2013年2月 8日 (金) 06:57

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