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2013年1月28日 (月)

石場建ての耐震補強

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たまには仕事のことを書かないと『お前仕事してるのか?』と疑いをお持ちの方もおられるようなので  (“0男”さんのように書き尽くせないほどの内容ある仕事やってたら毎日でも書くんですけど・・・

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今耐震改修工事をしてる家は、据え石の上に柱が載っている「石場建て」で、こんな材料を使っています。

耐震リング

S50p1100217 柱と足固めへ取り付けたところです。

この家では大黒柱と、敷居はすべて桜が使われています。

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S50p1100230 こちらは荒壁パネル

築80年超の伝統構法の建物なので、新たなコンクリート基礎作って筋交い・構造用合板で固める方法はとりませんでした。

ヘタに筋交いなど入れてボルトで固めると、計算上はOKでも逆に実質弱くなる危険性があります。

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伝統構法の建物はそれに合った工法にすべきで、そのほうが工期も短く費用も少なくて済みます。

なにより地震に対応する有効性はこちらのほうに分がある。即ち、建物にも住んでる人の身体と財布にも負担が軽い。

・・・っていう考えです。

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