信達牧野の野田藤と街並み
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昨日依頼していた預かり物の漆器の修理が出来上がったということで漆芸家の工房に受け取りに行ってきたんですが、そこにカタロニアから来られた女性がおりました。
20年以上前バルセロナに連れて行ってもらったことがありますが、こんな和歌山の片田舎でカタルーニャ人とお会いできるとは。
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で、泉南市の信達牧野。もう一週間以上経ちます。
ここの野田藤は有名です。育てた方が亡くなられた後も保存会により維持されてるようです。
そのかたが健在だった頃から存在は知ってましたが、今年初めて見に行ってきました。
これは全て一株からのもので、元々鉢植えのものだったとか。
上からも見られるよう架台が設けられてます。
これでも盛りを少し過ぎたくらいらしいです。
桜も綺麗なんでしょう。
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ついでにご近所も紀州街道沿いをちょっとだけ歩いてみました。 (というより個人的には藤と同じくらいかそれ以上に興味があったんですけど)
妻入りの町並みといえば篠山が有名ですけど、この辺りも同じく妻入りが特徴。泉州の中では個性的な町並みかと思いますが、どうなんでしょう?
その妻壁に開けられた開口いろいろ。
扇型が多いです。
油煙?格狭間型?or?。自分だけで勝手に「猪鼻」型と思ってますが。
つし二階の壁に漆喰の梅、松竹梅、竹
そして鍾馗さんたち
今回はご婦人方(妻とその友人)の運転手でもあったので、うろつくのはほどほどにして帰路に着きました。
ちょっとしか見てませんが、なかなかおもしろい町並みです。
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コメント
若しかして、この方では・・・?9日の「わかやま新報」に載ってました。
質問があれば辞書を指差し、講師の教えは熱心にメモを取る。スペインから、会社員、Joana Vilalta Raspau(ジョアナ・ヴィラルタ・ラスパウ)さん(49)が漆工の技術を学ぼうと、山田漆工房(海南市岡田、山田健二代表)を訪れている。母国で指導するのが目標で、住み込みで約2カ月間学ぶという。
ジョアナさんは、27歳の時にスペイン・バルセロナの美術学校に入学した。その際、漆塗りに出合い、「とても優しい雰囲気に引力があった」といい、漆工科を専攻、3年間通った。
その後も、カルチャースクールに通うなどしていたが、1996年に石川県金沢市に旅行した際、輪島塗りを見学し、「自分がしている物とのレベルの違いに、ショックを受けた」。これを境に、漆工から遠ざかっていたという。
長男(25)が手元から離れたこともあり、あらためて本場・海南市で漆工芸を学ぶことを熱望し、薬局関係の仕事以外にアルバイトなどで資金をためたという。
スペインの美術学校で数回に渡って漆工の講師をしていた山田さん(79)は、通訳の日本人男性と手紙で交流をしており、ジョアナさんの熱意を知らされ、受け入れを決めたという。
投稿: しげやん0710 | 2012年5月11日 (金) 20:28
しげやん0710さん>
ありがとうございます。このかたのようですね。
わかやま新報は年に数回しか見ることは無いので、この記事は知りませんでした。
m(_ _)m
投稿: onigawara | 2012年5月12日 (土) 09:15