葭葺き
※ 画像は一部を除いてクリックで拡大します ※
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南河内の古民家にて屋根の茅を下ろす作業の手伝いをしてきました。
「手伝い」と言うのはおこがましい。「体験させていただいた」のほうが言い得てるかもしれません。
作業前。北面のみが古い茅のままで、この日の作業はこれの撤去。
この↑画像は頂き物。手前上の後姿がワタクシです。
葭葺きの途中の段階が見えます。↓
穂がアセ(暖竹)に似てます。あれも屋根に使えそうに思いますけど、昔の人がそうしてこなかったっていうことはあかんのでしょうねぇ。
ちょっと『葭』をWikiってみますと・・・関東では「アシ」、関西では「ヨシ」。「アシ」が「悪し」につながるので「ヨシ(良し)」に言い換えたとか。
日本語はこんなのが多いですね。言霊が宿るっていうことですか。
文字でも火災除けで「火頭窓」→「花頭窓」、土に還るのが縁起悪いから「大坂」→「大阪」とか。
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作業を終えた後は着てるものは勿論、みなさん鼻や耳の中まで煤と埃でまっ黒。
目や鼻の穴に隈取をほどこした美女たちの満足・誇らしげな黒い顔を、ここにアップして見てもらいたいくらいです(残念ながら撮らせてもらってませんけど)
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葭葺きを請け負ってるのは、近江は安土で葭を刈って商ってきた葭留商店さん。
今の4代目から葭屋根葺きを始められたそうです。
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もっと書きたいことはいっぱいありますが、文章作成の能力も低いので時間もかかるし・・・まぁこのへんで
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