彦根-耐震改修例
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先日、彦根の名勝「 玄宮楽々園」御書院棟の改修工事現場を見学できる機会があり、ちょっと頑張って参加してきました。
文化2年(1819)年に伊勢・美濃・近江を中心とした大きな地震が起きて、その被害によって判明した弱点を克服すべく補強がなされたのであろうという解説を受けた。 (一部文章は見学会資料より引用)
この足固めと貫が“後世に構造補強にために取り替えられたと思しき後補材”。
当初のものより出来る限り大きな部材に取り替えて耐震補強したということ。
いずれの補強も柱が建ったままの状態で取り付けられるように考えてある。
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その他に思ったことは(前々から思ってたけど)日本では大昔から何度も繰り返して地震の被害を経験してきている。
斜めにつっぱりを入れたら軸組みが固まるということは、子供でも考えたらわかる。
それなのに建物に筋交いを入れるという方法を選んでこなかったということは、それなりの理由があるはず。
と、構造の専門家ではないけれどそう感じるのですが・・・どうかな?
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