百年モノの畳
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改修中のK家にて畳の表替えの打ち合わせ。
田の字型の一番玄関から遠い部屋、六畳の「なんど」に敷かれた畳。
畳屋さんによると、造りから推定してこの床(トコ)は百年くらいは経ってるらしい。この家は築約百年なので新築時のものと推定。
長い藁を縦横にていねいに並べて、当然手縫い。取っ手は棕櫚。麻の糸が切れてしまった箇所が多くある。
表替えするには、まずこの“トコ”を修繕する必要があるのだが、それにはそこそこ手間がかかってしまうとのこと。
文化財なら当然なんぼかかっても直すのだろうが、そういう訳にもいかん
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コメント
直せばよいのに?中々こんな代物に巡り合う事は無いよ!しっかり締め直して
投稿: | 2010年10月10日 (日) 20:12