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2010年9月21日 (火)

某古民家訪問

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港が見える某市某町の古民家 

差し障りの無いところだけを少々紹介

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主屋は築二百年以上と聞く。

ただし長い間に手を加えられてる可能性もある。当初からこの形であったかどうかは定かではない。

P1150237_2 二階妻壁  本瓦葺きの屋根

牛梁の出っ張りから上がオープン。このあたりの一般的なおさまりとちょっと違う。

P1150239 壁の出隅に漆喰の家紋

P1150230_2 玄関脇、 持ち出し梁は楠(樟)

P1150229 玄関内部の土間=“にわ”

P1150219 主屋の釘隠し 橘?

P1150220 間仕切りの板戸

鏡板は桐板の生地。一般的には弁柄塗りなどが多い。

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座敷棟は大正期の建築。築百年弱。

P1150269 石灰岩の白い石積みの上に建つ。

縁側の物入れなどの戸の取手。建具ごとに形を変えてある。材は黒檀(たぶん)

P1150186 P1150189 P1150170

座敷の内部の画像は割愛します。

水周り

P1150156 P1150160 足もとの処理に一工夫ある。

P1150166 一部の下地窓は建具なし。和歌山弁で「あけなんこ」

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「古けりゃええのか」と言うかたもいますが、ええんです。継続は力。それだけで尊敬に値するんです。

二百年余の間には社会の体制が何度も大きく変わってきてるし、当然大型台風や大地震も経験してるはず。

現代の胡散臭い「エコ」やら「耐震基準」とかに負けたらあかんで~ (*`ε´*)ノ

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P1150285 乗せていただいた同行者の8代目スカイライン。

これも最近めっきり見かけなくなった。自然淘汰とは別の力がはたらいてるやに感じる。エゴカー減税のおかげ?

この方、年齢は一回り程度下で本業は建築に関係ないが、古い建物を見て回るのがお好きとのこと。

文化・歴史・絵画・陶磁器・古文書・・・諸々に非常に造詣深く、アマチュアの域は超えてるように思う。

また一人頼りになる人脈ができた 

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