廃番の「田毎」
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築30数年の住宅の玄関親子扉。割れた硝子を防犯硝子に入替え。
割れていないほうの子扉の硝子はお持ち帰り
6mm型板 名称は「田毎」 現在廃番(「水摺田毎」というのはもしかしたらまだあるかもしれません)
国立科学博物館-産業技術の歴史によると、「新柄競争時代」、または「型模様戦争」という時代があったようです。その頃のものと思われます。
型板ガラスの種類などは他にこちら⇒大阪板硝子販売株式会社にも。
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「田毎」といえば信州姨捨の田毎の月。棚田の保存会というものがあるようです。
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小さいながらまた倉庫の肥やしが増えた・・・出番は何時のこと、いや、はたして出番がやって来るのかどうか
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コメント
見覚えのある柄がチラホラ。懐かしいです!
ブロック塀の風抜き穴とセットで昭和40年代らしいディテール。
子供の頃に住んでいた家には「銀河」が使われてました。手洗いの扉だったか、掃きだし口だったか…。
同年代の友人が結婚して、リフォームした古家に住んでいますが、台所と茶の間を仕切る引き戸が「なると」でした。
>殆どは1年程度の短命であった。
というのが意外です。
投稿: inomamo | 2010年6月23日 (水) 21:12
40年余り前、わが家の改造した2階の部屋のアルミサッシが「銀河」で、当時の深夜放送の「ヤンリク」とか「チャチャヤング」とセットで思い出に残ってます。
コンクリートブロックは硝子より地域性があるみたいですね。ちょっと離れたところに行けば見慣れないものが使われてたりします。
投稿: 鬼瓦 | 2010年6月23日 (水) 23:15