« 黒江ぬりもの館 | トップページ | 今日のにゃんこ »

2010年3月 1日 (月)

床裏に蟻

と言うてもシロアリのことではない。

うまいこと書き表しにくいが、木工事で金物などを使わず木と木をつなぐ際、テーパーをつけた凸部と凹部を組み合わせる方法。

↓南河内の某古民家、床の裏側。吸付き蟻桟、つかみ蟻。

Img_1080 Img_1093

↓泉州の古民家。座敷の縁側の裏。

Img_8224 鉄製の金物で引いて和釘で留めてある。

↓名張。 同じく座敷の縁側床裏

Cimg7355 床の板は金物留め。

雨戸の敷居は、蟻を切った引き独鈷で引いて栓で留めている(はず)

こんな工法なら解体しても再使用できるけど、ボンドなど使うともう処分するしかない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

|

« 黒江ぬりもの館 | トップページ | 今日のにゃんこ »

◆建物パーツいろいろ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 黒江ぬりもの館 | トップページ | 今日のにゃんこ »