「建築家」
建築士仲間からお借りした本、“建てずに死ねるか! 建築家住宅”(大島健二:著)
世の「建築家」というものをシニカル・コミカルに分析しつつ、著者は著者なりの「建築家」観に相応しくありたいという思いを感じた。(間違ってたらすみません、大島さん。内容はおもしろかったです)
・
「建築家」という言葉の定義をどう認識してるかにもよるけど、うちは単純に、「建築士」でいこうと思ってる。
当事務所名も、「○○(単純に苗字 鬼が付く)建築士事務所」。なにも安易につけたのではない。それなりの考えがあってのこと。
名付けたのはもう四半世紀ほど前。まだ若かったその当時と、ものの見方・考え方も変わって来たけど、事務所名はこのままでよしと思っている。
工事請負のほうも父親の時代から変わらず「○○工務店」。特に父親を尊重してということでもなく、これもこれでよし、である。
「何故?」かというと、短く言えば「ありきたりでありたい」から・・・か。
ありきたりの仕事をあたりまえにしたい。
ただし、世間一般の「ありきたり」は、自分の考える「ありきたり」とは客観的に見てちょっと、否、かなり?違うけど
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・
| 固定リンク
「◆世間のこといろいろ」カテゴリの記事
- 「鬼」は大吉(2020.11.13)
- 「正しい日本語」(2020.08.16)
- ブルーベリー狩り(2020.07.22)
- 戦後モダニズム建築の前で(2020.07.01)
- 斜陽(2020.06.27)
コメント