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2010年2月 2日 (火)

「建築家」

建築士仲間からお借りした本、“建てずに死ねるか! 建築家住宅”(大島健二:著)

世の「建築家」というものをシニカル・コミカルに分析しつつ、著者は著者なりの「建築家」観に相応しくありたいという思いを感じた。(間違ってたらすみません、大島さん。内容はおもしろかったです)

「建築家」という言葉の定義をどう認識してるかにもよるけど、うちは単純に、「建築士」でいこうと思ってる。

当事務所名も、「○○(単純に苗字 鬼が付く)建築士事務所」。なにも安易につけたのではない。それなりの考えがあってのこと。

名付けたのはもう四半世紀ほど前。まだ若かったその当時と、ものの見方・考え方も変わって来たけど、事務所名はこのままでよしと思っている。

工事請負のほうも父親の時代から変わらず「○○工務店」。特に父親を尊重してということでもなく、これもこれでよし、である。

「何故?」かというと、短く言えば「ありきたりでありたい」から・・・か。

ありきたりの仕事をあたりまえにしたい。

ただし、世間一般の「ありきたり」は、自分の考える「ありきたり」とは客観的に見てちょっと、否、かなり?違うけど

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