餅つき
小雪が舞う大晦日の朝、我家に於いて半世紀弱ぶりの餅つき。
杵は数年前、臼は今年、どちらも素性のわかった解体家屋より入手。
以前から、ましな臼があったら家で餅つきたいと思っていた。
今年は餅を搗こうと思える程度の石臼が三据え(と数えるらしい)も手に入った。そのうち一つは知り合いの介護施設へ。我家では人手が少ないこともあってちょっと小さいめの御影石の臼を使用。
小さいといえども重い 大工さんに作ってもろた臼台に載せられるかどうか心配だったけど、ちょっとしたコツ、方法で意外と簡単に成功
いよいよ餅つき。残念ながらついてる最中の画像は無い
振り上げる杵にひっついて外に落さないように気をつけた。(先日の山本家で3回ほど見た・・・今日は予備のもち米の用意は無し)
二升、一臼しかつかないので、準備の割りにはすぐ終わる。
昔っから使うてる「半切り」と「もろぶた」↑ 少なくとも画像に登場の二人よりは古い
ということでなんとかつつがなく終えることが出来た。
杵は楠と樫の柄。 臼台と杵の柄を乗せてる木は檜。 蓋は現場で余った杉の羽目板を切って昨日応急に作成。 束子は棕櫚。
搗く前に杵を湯につけて冷めにくいように蓋を乗せると、楠と杉と檜の入り混じった香りがした。その中で一番香りが強いのはやはり楠。この杵で搗いた餅は虫がつきにくいかも
片付けも終えプチ達成感に浸る。しかもラビット乗りが、旧11月16日というほぼ満月の日に餅を・・・(こじつけすぎ)
ともあれ、昔からやってきたことで今でも無理ではないことを、これからもちょくちょくやっていきたい。
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※今回“うすいちくんの「はじめてのもちつき講座」”( http://www.usuichi.com/ )を参考にさせてもらいました。
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